桂恋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 07:13 UTC 版)
桂恋 | |
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大字 | |
北緯42度56分42.84秒 東経144度26分52.19秒 / 北緯42.9452333度 東経144.4478306度座標: 北緯42度56分42.84秒 東経144度26分52.19秒 / 北緯42.9452333度 東経144.4478306度 | |
座標位置:桂恋漁港付近 | |
都道府県 | ![]() |
市町村 | 釧路市 |
地区 | 春採地区 |
人口情報(2005年10月11日) | |
人口 | 386 人 |
世帯数 | 153 世帯 |
郵便番号 | 085-0802 |
市外局番 | 0154 |
ナンバープレート | 釧路 |
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桂恋(かつらこい)は、北海道釧路市にある大字。郵便番号は085-0802[1]。
地理
釧路市街の東部、春採地区に位置しており、益浦、白樺台、高山、三津浦と隣接する。
歴史
地名の由来
釧路市のホームページは「水鳥が波に集まる」という意味のアイヌ語に由来する[2]とする一方、江戸時代のアイヌ語通詞だった上原熊次郎は「カチロコイ。此の山辺にカチロコイと囀る小鳥のある故字になすという」と記録し、幕末の探検家・松浦武四郎は『東蝦夷日誌』に「カツラコイ。名義は、往昔カツラコイ・チリといへる鳥が多く寄りしが故に号ると」と記している[3]。1975年発行の北海道地名誌ではコシジロウミツバメを表す「カンヂャラコイ」がなまったものとしている[4]。
桂恋簡易水道
地下水に恵まれなかった当地は飲料水の確保に苦労しており、市街地より遠かったことから釧路市水道の供給もなかったため、全国初の表流水取水の簡易水道である桂恋簡易水道が敷設された。1954年(昭和29年)10月3日に着工、同年12月20日に竣工している[5]。この簡易水道は鶴ケ岱浄水場の給水範囲が拡張された1971年(昭和46年)9月に廃止された[5]。
世帯数と人口
2005年(平成17年)10月11日現在の世帯数と人口は以下のとおりである[6]。
町名 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
桂恋 | 153世帯 | 386人 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
なお2005年3月末までは釧路市立桂恋小学校(1901年創立)が存在した[8]。
小学校 | 中学校 | |
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全域 | 釧路市立東雲小学校 | 釧路市立桜が丘中学校 |
交通
施設
- 桂恋漁港
脚注
- ^ “北海道 釧路市 桂恋の郵便番号 - 日本郵便”. www.post.japanpost.jp. 2025年2月16日閲覧。
- ^ “釧路市の町名の由来|釧路市ホームページ”. 釧路市ホームページ. 2025年2月16日閲覧。
- ^ 山田秀三『北海道の地名』北海道新聞社、1984年、264頁。ASIN B0F5PY7LL7。
- ^ NHK北海道本部『北海道地名誌』北海教育評論社、1975年8月、665頁。doi:10.11501/12191711。
- ^ a b “くしろの水道 2023 年度 ( 令和 5 年度 )”. 釧路市 (2024年9月). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “14 町名別世帯数及び人口”. 釧路市 (2005年10月11日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “小中学校通学区域一覧(町名五十音順)|釧路市ホームページ”. 釧路市ホームページ. 2025年2月16日閲覧。
- ^ finalaccess (2021年5月1日). “釧路市立桂恋小学校 閉校”. ファイナルアクセス. 2025年2月16日閲覧。
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