根雨村とは? わかりやすく解説

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根雨村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 02:15 UTC 版)

ねうそん
根雨村
廃止日 1913年10月17日
廃止理由 新設合併
根雨村真住村根雨町
現在の自治体 日野郡日野町
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
日野郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 神奈川村、日野村、真住村
岡山県阿哲郡上刑部村真庭郡新庄村
根雨村役場
所在地 鳥取県日野郡根雨村大字根雨宿(組合村役場)
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根雨村(ねう[1][2]そん)は、鳥取県日野郡にあった。現在の日野郡日野町の一部にあたる。

地理

日野川とその支流・井原川の合流点に位置していた[2]

歴史

  • 1872年(明治5年)根雨郵便局開設[2]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡板井原宿、金持村、高尾村、根雨宿、三谷村、貝原村が合併して村制施行し、根雨村が発足[1][2]。旧村名を継承した板井原宿、金持、高尾、根雨宿、三谷、貝原の6大字を編成[2]。日野郡真住村組合村を結成した[2]
    • 同年、勝頼治八郎印刷所瞬成舎開設[2]
  • 1894年(明治27年)溝口区裁判所根雨出張所開設[2]
  • 1897年(明治30年)根雨銀行設立[2]
  • 1910年(明治43年)劇場祇園館開設[2]
  • 1912年(明治45年)日野郡是製糸根雨工場開設、近藤木材乾溜工場開設[2]
  • 1913年(大正2年)10月17日、日野郡真住村と合併し、町制施行し根雨町を新設して廃止された[1][2]。合併後、根雨町大字板井原宿・金持・高尾・根雨宿・三谷・貝原となる[2]
    • 同年、郡是漆器木工所開設[2]

地名の由来

昔、旱魃の時に雨ごいをしたところ、たちまち黒雲が起こって雨が降り稲根を潤したことにちなむ[2]

産業

  • 農業[2]
  • 産物:米、大豆、薪、木炭、大麦、蔬菜[2]

教育

  • 1873年(明治6年)根雨学校開校[2]。1882年(明治15年)根雨小学校、1886年(明治19年)根雨尋常小学校に改称[2]。1892年(明治25年)日野郡高等小学校開校[2]。(日野町立根雨小学校参照)

名所・旧跡

  • 根雨神社社叢(県指定天然記念物)

脚注

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』609頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』591-592頁。

参考文献

関連項目




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