寺尾美子
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寺尾 美子(てらお よしこ、1954年1月8日 - )は、日本の法学者。元運輸安全委員会委員(常勤)。東京大学名誉教授[1]。専門は英米法。東京大学法学部初の女性教授[2]。
経歴
- 1973年東京学芸大学附属高等学校卒業、1977年東京大学法学部卒業、東京大学法学部助手(指導教授:田中英夫[3])、1980年6月ハーバード・ロースクール (LL.M.)、1983年2月東京大学法学部助教授、1991年東京大学法学政治学研究科助教授、1996年教授、2019年同定年退職。2019年運輸安全委員会委員(常勤)就任、2022年同退任[4]
人物
- 区立小学校を卒業後、東京学芸大学附属中学校在学中、父が時代小説好きのために、司馬遼太郎の小説「竜馬が行く」の単行本全5巻にプレゼントをした。美子も同様に読み始め、はまってしまった[5]。1969年の7月に司馬遼太郎本人から手紙を送られ、大事に残っている[6]。
- 高校時代は剣道を始める。2年生の時に部員が減ってしまい、稽古が成り立ちにならなかった。そのために町の道場に通いながら、初段を資格。次のはまったのは吉川英治の小説「宮本武蔵」だった[5]。
- 大学に入学後、剣道部に入り、女子部員第1号となる[7]。大学卒業後、仕事や子育てが忙しくなり、剣道はやめてしまった[8]。
翻訳
- フランシス・オルセン『法の性別 近代法公私二元論を超えて』編訳 東京大学出版会 2009
脚注
- ^ 令和元年度東京大学名誉教授2025年1月3日閲覧
- ^ 東京大学(インタビュー)
- ^ 「田中英夫先生へ」『アメリカ法 1992 (2)』日米法学会 1992年 p.206-209
- ^ 令和4年2月15日運輸安全委員会委員長記者会見要旨(2025年4月4日閲覧)
- ^ a b 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 147
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 148-149
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 147-148
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 148
固有名詞の分類
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