染野屋(染野屋半次郎)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/21 00:21 UTC 版)
![]() |
|
![]() 本社:東京都中央区京橋
|
|
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 染野屋 |
本社所在地 | 日本 104-0031 東京都中央区京橋3-10-1 |
設立 | 創業:江戸時代文久二年 法人設立:2004年(平成16年)4月27日 |
業種 | 日本の大豆加工品メーカー |
事業内容 | 豆腐その他の大豆食品の製造 及び移動販売 |
代表者 | 八代目染野屋半次郎(小野篤人) (代表取締役社長兼CEO) |
資本金 | 3,300万円(2016年4月1日時点) |
従業員数 | 200人(2016年4月1日時点) |
決算期 | 毎年3月末日 |
外部リンク | http://www.somenoya.com/ |
株式会社染野屋(そめのや)は東京都中央区に本社を置く、豆腐の製造及び移動販売会社である。
会社概要
株式会社染野屋は、江戸時代文久二年より豆腐製造を行う豆腐その他大豆食品の製造及び販売会社。同社の主力販売網として、昔ながらの移動販売によって対面販売を行う形態が特徴。また豆腐の主原料は国産大豆・国産海水にがりを使用し、消泡剤などの合成添加物を使用しない江戸時代からの作り方を継承している。商品名称では「豆腐」を「豆富」と表記している。
コーポレートミッションは”Soybeans Save the World”(「大豆は世界を救う」)。
コーポレートミッション
同社の掲げる”Soybeans Save the World”(大豆は世界を救う)は、「環境破壊を食い止め持続可能な社会を次世代へ継承する為に、環境負荷の高い食肉から大豆を主とする植物性のタンパク質を摂取する習慣にプロテインシフトしていく事によって実現させていく」というもの。
現代表の八代目染野屋半次郎は、2016年2月にNPO法人日本ベジタリアン協会の主催する第一回日本ベジタリアンアワードにて、ミートフリーマンデー賞を受賞している。「大豆は世界を救う」の講演活動を通して、ベジタリアニズムと環境保全の啓蒙活動に貢献したというもの。
また同社は英国ポールマッカートニー氏の提唱するミートフリーマンデーの日本版ミートフリーマンデージャパンのオフィシャルスポンサーでもある。
沿革
- 1862年(文久2年) - 初代香取半次郎が、取手宿である取手本陣(現・染野家住宅)より妻をもらい豆腐の製造小売業「山半萬屋」を開始
- 1932年(昭和7年) - 半次郎商店と染野豆腐店に分家
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年) - 有限会社染野屋と有限会社半次郎商店が統合、代表取締役に小野篤人が就任
- 2006年(平成18年)
- 株式会社染野屋に組織変更
- 茨城県に取手営業所開設
- 2007年(平成19年) - 千葉県に千葉営業所開設
- 2008年(平成20年) - 埼玉県にさいたま営業所開設
- 2009年(平成21年) - [ISO 9001]]認証取得
- 2011年(平成23年)8月 - 東京都内に本社を移転
- 2011年(平成23年)12月 - 東京都に足立営業所開設
- 2013年(平成25年)4月 - 神奈川県に横浜営業所開設
- 2013年(平成25年)9月
- 静岡工場稼働
- 焼津営業所開設
- 2015年(平成27年)
- 現代表が八代目染野屋半次郎を襲名
- 商号を染野屋半次郎とする
- 2016年(平成28年)静岡工場HACCP取得
事業所
- 本社
- 東京都中央区京橋3-10-1
- 工場
- 取手工場 - 茨城県取手市東2-1-32
- 静岡工場 - 静岡県島田市向谷2-14-31
- 営業所
- 取手営業所 - 茨城県取手市東2-1-35
- 千葉営業所 - 千葉県千葉市若葉区貝塚町598-3
- さいたま営業所 - 埼玉県さいたま市北区吉野町1-346-10
- 足立営業所 - 東京都足立区綾瀬7-1-27
- 横浜営業所 - 神奈川県横浜市都筑区池辺町3318
- 焼津営業所 - 静岡県焼津市三和1195
ギャラリー
|
参考文献
- 取手市『取手市史』通史編II
- 取手市教育委員会『旧取手宿本陣染野家住宅修理工事報告書』
- 茨城県文化財保護条例(昭和51年茨城県条例第50号)第4条第1項及び第32条第1項の規定
- イシン株式会社「ベンチャー通信オンライン」
- 株式会社経営塾「BOSSオンライン」
外部リンク
- 染野屋(染野屋半次郎)のページへのリンク