板垣只二とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 板垣只二の意味・解説 

板垣只二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 05:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

板垣 只二(いたがき ただじ、1889年明治22年)4月5日[1] - 没年不詳)は、朝鮮総督府官僚。弁護士

経歴

徳島県出身。井村乕吉の二男として生まれ、板垣住蔵の養子となった[2]1911年(明治44年)、東京高等工業学校(現在の東京工業大学)紡織科を卒業[2]。朝鮮総督府属、同税関鑑定官を務めた[3]1921年(大正10年)、高等試験行政科に合格[2]。朝鮮総督府税関監視官・事務官、税関関税官、理事官、馬山府尹、木浦府尹などを歴任した[3]

退官後の1932年(昭和7年)、高等試験司法科に合格し、弁護士を開業した[2]1935年(昭和10年)には中央大学法学部を卒業した[2]

その他、東京ビタミン製造会社社長、第一化学工業株式会社社長、北陸工業株式会社社長、小倉鉱業株式会社社長、時事写真速報株式会社取締役会長、京浜昭興株式会社社長、共立企業株式会社取締役、蔵前工業会館株式会社取締役、共立興業株式会社取締役、壁谷ゴム工業株式会社取締役、銀座昭興株式会社監査役などを務めた[2][4]

著書

  • 『関税行政法論』(青山堂書店、1931年)

脚注

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版(上)』人事興信所、1939年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「板垣只二」の関連用語

板垣只二のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



板垣只二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの板垣只二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS