松ケ崎妙法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:46 UTC 版)
所在地:(妙)京都市左京区松ケ崎西山、(法)京都市左京区松ケ崎東山 山名:(妙)西山(135m)、(法)東山(186m)。西山については万灯籠山、東山については大黒天山とも呼ばれる。二山合わせて妙法山とも呼ばれる。 火床:(妙)103か所、(法)63か所 大きさ:(妙)最大100m弱、(法)最大80m弱 保存会:涌泉寺の(元)檀家による世襲。 二山二字であるが、一山一字として扱われる。 涌泉寺の寺伝によると、徳治2年(1307年)、松ケ崎の村民が日蓮宗に改宗したとき、日像上人が西山に「妙」の字を書き、江戸時代、下鴨大明寺(下鴨大妙寺?[要出典]、妙泉寺(涌泉寺の昔の名)の末寺で現在は廃寺)の日良上人が東山に「法」の字を書いたという。 「妙」の字付近は、近くに京都市水道局松ヶ崎浄水場の配水池があるため、一般人は立ち入り禁止になっている[要出典]。 「法」では家ごとに担当の火床が決まっているが、「妙」では火床の担当を町ごとに順繰りで交替する。うち2基は浄水場の職員が担当する。
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