TOKYO発 きょうの日本とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > TOKYO発 きょうの日本の意味・解説 

TOKYO発 きょうの日本

(東京発今日の日本 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

TOKYO発 きょうの日本(とうきょうはつ きょうのにっぽん)は、かつてNHKの国際放送NHKワールド・ラジオ日本が制作していた日本語のニュース情報番組である。放送時間は日本時間平日の18:00 - 18:40。

2004 - 05年度

それまで日本語放送の平日1時間枠が、前半の「ニュース」「けさの新聞朝刊から」(11時・13時台)「ふるさとニュース」(16時台以降)と、後半の「TOKYO通信」に番組が分かれていたのを、2004年4月からこのタイトルのもとに一番組とした(その際「けさの新聞朝刊から」はなくなった)。

番組は以下の時刻・タイムテーブルと内容で放送されていた。

放送時間

日本標準時(JST)11:00、13:00、16:00、18:00、1:00、3:00からの各1時間。

タイムテーブル(18時台を除く)

  • 【番組開始から20分間】その時間の最新のニュース
  • 【番組開始20分~30分】「ふるさとニュース」(列島リレーニュースのダイジェスト版)
  • 【番組開始30分~終了まで】インタビュー・曜日別コーナー・特集企画・解説(前身の「TOKYO通信」とほぼ同じ内容)

「後半」枠

  • (JST18時台を除く)後半30分の枠を担当する常設のキャスターとして、田中奈緒子・藤本ケイが週替わりで出演した(田中は「TOKYO通信」から引き続き、藤本は新番組から担当)。
  • 「後半」では、国内外の時事問題に関する識者へのインタビューコーナーのほか、曜日別に次のレギュラーコーナーを設けていた。
    • 最近のニュースの深層を伝える「クローズアップ」「日本ルポルタージュ」
    • 各地の話題の人に電話でインタビューする「電話でこんにちは」
    • 各地の話題を伝える「ふるさと便り」(木曜日)
    • スポーツライター・小林信也とともにスポーツの話題をとりあげる「スポーツコーナー」(金曜日)
  • また「にっぽん環境紀行」などいくつかの年間シリーズ企画があり、それぞれ月1回のペースで放送された。
  • 「解説」はNHKの解説委員による独自のものや、テレビ番組「視点・論点」をラジオ向けに手直し(縮約)したものが放送された。
  • 「後半」の中ほどと終わり近くには、日本人歌手の歌やインストゥルメンタルの曲が1曲ずつかけられた。

なおニュースを除く各コーナーは、JST11時台に更新ののち同じ内容が再放送された。

18時台の放送

一方2003年度まで前半30分を「ラジオ日本 きょうのニュース」として放送していたJST18時台だけは、タイムテーブルが大きく異なっていた。内容は他の時間帯と似かよっているものの、各コーナーの放送時刻や順番は一概には決まっておらず、ひとつの番組としてより融合した構成になっていた。

「ラジオ日本今日のニュース」は1992年度頃-2003年度まで放送されており、当初は19時-20時に1時間のワイド番組で放送され、その日1日の主要全国ニュースを前半の約30-40分近くで詳しく伝えていた。その後ラジオ第1の国内同時放送の強化のため、1998年度頃から18時からの30分番組に縮小され、2003年から当番組に統合された。

大まかな流れの一例は、

  • ニュース(25分程度)
  • 「解説」
  • 海外安全情報」(通常の5分番組の短縮版)
  • 他の時間帯の「後半」コーナー(その1)
  • 短いニュース
  • 「後半」コーナー(その2)
  • 「世界の天気」

となっていた。「ふるさとニュース」は番組後半(だいたい18:45ごろ)に「ふるさとトピックス」として2つ程度選んで放送されていた。

また18時台の放送は、インターネットですべて聴くことができた。NHKワールドの放送をネット配信しているRJ ONLINEでは、他の時間帯の「ニュース」と「ふるさとニュース」はネット配信の対象だったが、後半は対象外だった。しかし18時台は一番組としてのまとまりが強く、1時間ライブストリーミングされていたため、後半のコーナーもインターネットで聴くことができた。

2006年度以降

2006年4月の番組改編で、番組は平日JST18:00~18:40の1回のみとなった。内容もニュースと「解説」「世界の天気」のコーナーで構成されている。また「ふるさとニュース」は番組から切り離され、18:40から別枠で放送されている。

あとの時間帯では、前半30分の「ニュース」「ふるさとニュース」はそれぞれ独立した番組となる一方、国際放送独自のコンテンツを放送していた「後半」枠はなくなった(従って18時からの番組内での放送もなくなった)。

後半30分のうち、20~25分はNHKラジオ第1放送の以下の番組の同時または時差放送が行われていた。

  • JST11時台 「こんにちは!80ちゃんです」の同時放送(ただし高校野球全国大会期間中、および国会中継が放送される場合、土曜日は過去の放送からの再放送 月~木曜日はFM放送と同時放送で「弾き語りフォーユー」を放送 金曜日は不明)
  • JST13時・16時台 「ラジオほっとタイム」の同時放送(ただし高校野球全国大会、大相撲中継期間中、および国会中継が放送される場合、16時台は「こんにちは!80ちゃんです」の時差放送となる)
  • JST1時・3時台 「ひるの散歩道」の時差放送(土曜日昼の放送分は除く)

なお残りの5~10分は「海外安全情報」に充てられている。

番組の終了と現状[いつ?]

2007年10月に独自制作枠が独自のニュース、海外安全情報、周波数案内、および年数回程度の特別番組のみとなって大幅に縮小され、2008年度からは放送時間の9割がNHKラジオ第1放送の同時放送枠となったため番組自体終了となった。

現在[いつ?]の18時台は平日では18:00 - 18:20に国際放送独自のニュース、18:20 - 18:30に海外安全情報、18:30 - 18:50に「先読み!夕方ニュース」の同時放送(NHKプロ野球のある日と高校野球全国大会の中継が続いているときはFM放送「弾き語りフォーユー」の時差放送)、平日と重なる祝日の場合は土日と同様18:00 - 18:50はすべてラジオ第1放送の同時放送枠となっている。

また毎週土曜・日曜は16時台の放送の冒頭[1]にもやはり国際放送独自のニュースを入れている。

このように平日18時台と土曜・日曜の16時台に国際放送独自編成があるのは、この番組の名残でもある。

脚注

  1. ^ 土曜は16:00 - 16:10、日曜は原則16:00 - 16:15。但し祝日と日曜が重なる場合は土曜、大相撲中継実施の土曜は日曜の編成に準じる。平日は祝日と重なった場合も含め原則として16:55までラジオ第1と同内容だが国会中継高校野球や、臨時編成により同時放送できない場合は独自編成。

外部リンク

  • NHKワールド・ラジオ日本のおもな番組
    「TOKYO発 きょうの日本」「海外安全情報」の番組紹介。
  • RJ ONLINE
    「オンデマンド」ではニュースと「海外安全情報」を、「ライブ」ではそれらに加えて「ふるさとニュース」をインターネットで聴ける。18時からの「ライブ」で「TOKYO発 きょうの日本」を聴ける。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「TOKYO発 きょうの日本」の関連用語

TOKYO発 きょうの日本のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



TOKYO発 きょうの日本のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのTOKYO発 きょうの日本 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS