東京クーデター・Xデー日曜日とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 東京クーデター・Xデー日曜日の意味・解説 

東京クーデター・Xデー日曜日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 01:47 UTC 版)

東京クーデター・Xデー日曜日
ジャンル テレビドラマ
脚本 神波史男・奥山貞行(奥山耕平)
監督 中島貞夫
出演者 中村敦夫
音楽 津島利章
オープニング 歴代オープニングを参照
製作
制作 東映芸能ビデオテレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1980年2月23日 - 1980年2月23日
放送時間 土曜 21:02 - 22:51
放送枠 土曜ワイド劇場
放送分 109分
回数 1回
テンプレートを表示

東京クーデター・Xデー日曜日』(とうきょうクーデター・Xデーにちようび)は、1980年2月23日に「土曜ワイド劇場」枠(21時2分 - 22時51分)で単発テレビドラマとして放送された[1][2]。主演:中村敦夫、監督:中島貞夫[1]

概要

主演の中村演じる千波貞之が塾長の右翼結社「千郷塾」の塾生ら[3]右翼系の農本主義者が199X年2月に"蜂起"してテレビ局を占拠するストーリー[2]。右翼団体の興国社社主・村瀬英幸が東映芸能ビデオに企画を持ち込み[4]、東映芸能ビデオがテレビ朝日に話を持って行き、制作が決まった[4]。話が広がると大きな問題となり、国会でも取り上げられた[4]。当時、ソ連にシッポを振ってモスクワオリンピックの独占放送を獲得したテレビ朝日が、右翼の激しい抗議に晒され、音を上げたため、右翼をなだめるために放送を決めたとされる[4]

放送当日の各新聞テレビ欄には、本作の箇所に「未来恐怖サスペンス」のサブタイトルが付いていた。

キャスト

スタッフ

脚注

  1. ^ a b c d 中島貞夫『遊撃の美学 映画監督中島貞夫 (下)』ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫(9)〉、2015年、446頁。ISBN 9784898302880 
  2. ^ a b c 神波史男「追悼・奥山耕平 『再び落ちる鳥よ』」『シナリオ』2011年11月号、日本シナリオ作家協会、95頁。 
  3. ^ 週刊TVガイド 1980年2月29日号 p.46
  4. ^ a b c d 「This Week テレビ朝日の"右翼ドラマ"騒動」『週刊文春』1980年2月28日号、文藝春秋、26頁。 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  東京クーデター・Xデー日曜日のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東京クーデター・Xデー日曜日」の関連用語

東京クーデター・Xデー日曜日のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東京クーデター・Xデー日曜日のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東京クーデター・Xデー日曜日 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS