東 孝行とは? わかりやすく解説

東孝行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/21 02:49 UTC 版)

東 孝行(ひがし たかゆき、1933年12月 - 2018年2月21日)は、日本法学者。専門は民事系(民法民事訴訟法)。熊本県出身。

来歴

1933年12月熊本県生まれ。元久留米大学法科大学院法務研究科教授・法学博士神戸大学)。元判事久留米大学法科大学院法務研究科初代研究科長(2004.4-2007.3)。神戸大学大学院時代は、柚木馨に師事した。裁判官が民事裁判において作られる「手控え」と呼ばれるものを、「訴訟メモ」と称して、要件事実の整理に用いることを提唱している。

学歴 

職歴

以後、大阪地裁、大阪高裁を中心に、福岡、岡山、秋田(大館支部)、甲府、長崎(佐世保支部)等勤務

  • 1968年 司法研究員
  • 1992年4月 福岡高裁那覇支部長
  • 1994年10月 熊本家裁所長
  • 1996年5月 広島高裁判事
  • 1998年12月 定年退官
  • 1998年12月 久留米大学教授
  • 2004年4月 久留米大学法科大学院教授
  • 2009年3月 久留米大学法科大学院教授退職

研究テーマ

  • 所有権論・相隣関係法
  • 環境法(公害)
  • 法科大学院における要件事実論教育
  • 判例による法の形成
  • 民事訴訟法の運用論

主要著書

  • 『公害訴訟の理論と実務』(有信堂、1971年)
  • 『判例による法の形成』(信山社、1996年)
  • 『相隣法の諸問題』(信山社、1997年)
  • 『民事訴訟法の解釈と運用』(成文堂、1997年)
  • 『要件事実論序論』(信山社、2006年)

脚注

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