村役場の立地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 22:41 UTC 版)
三島村役場は分村当初から竹島・硫黄島・黒島の有人3島で不公平感が生じないよう、またいずれの島においても島民の経済・生活全般の拠点が県庁所在地の鹿児島市となっている等の事情に鑑み、役場を鹿児島市と村内各島を結ぶフェリーが発着する鹿児島港本港南埠頭の近くに設置している。これに伴い、現存する日本の市町村では唯一、村の発足当初から一度も役場を自治体の区域内に設置したことの無い村となっている。 役場が村内に無いことで村の職員は大半が鹿児島市に居住しており村に税収が入らないなどの問題点も指摘されているが、旧十島村時代に中之島へ役場を置いていた十島村とは異なり、三島村では役場を村内のいずれかの島に移転する具体案は浮上していない。
※この「村役場の立地」の解説は、「三島村役場」の解説の一部です。
「村役場の立地」を含む「三島村役場」の記事については、「三島村役場」の概要を参照ください。
- 村役場の立地のページへのリンク