村抉(むらくじり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 05:22 UTC 版)
「ケルベロス (漫画)」の記事における「村抉(むらくじり)」の解説
開かずの間に封じられていたナメクジの崩。小山ほどもある巨体で、頭部と思われる部分の下に注連縄が着けられている。体の下部は、人間を捕食するために、巨大な口が開くようになっている。人間の体内に卵を産みつけ、その卵は人間の腹中でまた卵を産み、卵から孵った子供は他の人間の体内に移動し、また卵を産む。村抉の子供に憑かれた者は、多幸感を得、やがて自ら村抉の体内へと還る。村抉の子に憑かれた者を見分けるのは困難であり、その浸食は気付かぬ内に村全体に広がり、破壊の跡もなくただ誰もいなくなる。人間の体内に寄生した子は、宿主の人間の体を操ったり、その心に影響を及ぼしたりすることができる。ただし、意志の強い者はある程度抵抗が可能だが、そのような者ほど村抉にとって栄養になる。本体である親が墓送りにされれば、それに伴い子も消滅する。他の崩と違い、喋ることは無いため性格は不明。本体はあまり動かず普段は何かに擬態しており、現代に甦った村抉は神社に擬態していた。
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