朱雀編(第4巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 00:51 UTC 版)
岩手県は花巻の寺で住み込み修行しつつ、近所の子供達に蟷螂拳を教えるなど平和な生活を送っていた竹智に、朱雀会から追っ手として派遣された久我重明と志村礼二が迫る。戦いを避けたい竹智だったが、重明と志村の傍らにはかつての恋人、的場香代がいた。勝てば香代の身柄を渡すという申し出を受け、重明と対決する竹智。しかし、重明は全てにおいて彼を上回る。旗色の悪くなりつつあった竹智を救ったのは羽柴彦六だった。いよいよ拳を合わせた彦六と重明による戦いのレベルは桁外れであり、「重明が最初から本気であれば自分など一瞬で倒されていたはず」と悟った竹智は戦慄する。激しい攻防を繰り広げる2人だが、お互い決定打がないまま寺の住職・愚村の仲裁で勝負は中止となる。
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