本間宇兵衛とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 本間宇兵衛の意味・解説 

本間宇兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 01:19 UTC 版)

本間宇兵衛
ほんま うへえ
生年月日 1871年3月24日
出生地 日本 新潟県佐渡郡畑野村
(現・新潟県佐渡市
没年月日 不明
前職 商業

村会議員
テンプレートを表示

本間 宇兵衛(ほんま うへえ[1]1871年3月24日明治4年2月4日[2][3] - 没年不明)は、日本実業家政治家

経歴

新潟県佐渡郡畑野村(現佐渡市)生まれ[2]1890年4月、商業目的のため北海道札幌市南三条東一丁目に一時身を寄せ各地視察の途にあったが、8ケ月間にして遂げるに至る[2]

兵役検査のため一時帰国し、1893年来道、日高国幌泉郡に移住し5ケ年間商業に奮闘する[2]1898年の秋に十勝は未開地で広漠たる平原地と知り、同年広尾港に転住し、日用雑貨商を営む[2][注 1]

日増人口増加に伴い、海産物仲買その他醤油味噌製造販売業を経営し、一歩を進め、事業を拡張し、販路を広め、優良品本位を以て、需要者に販売し、予期以上の成功を遂げる[2]。「豪商家」と称揚される[2]

また本間は公共心あり、信用厚く村会議員に推挙されて村治に尽瘁する[2]

人物

敬神崇祖の念に富み、1906年に郷社十勝神社の氏子総代となる[3]。住所は北海道広尾郡茂寄村[2]、北海道広尾郡広尾村字広尾本通9丁目[3]

脚注

注釈

  1. ^ 『大日本紳士名鑑』には本間宇兵衛の職業は「荒物、雑貨商」とある[4]

出典

  1. ^ 北の資料 131 北海道立図書館所蔵 北海道人名総合目録 た〜わ(平成25年3月31日現在)。
  2. ^ a b c d e f g h i 『十勝宝盟鑑』137頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月2日閲覧。
  3. ^ a b c 『明治孝節録・昭和善行録』56 - 57頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年6月7日閲覧。
  4. ^ 『大日本紳士名鑑』北海道58頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年6月7日閲覧。

参考文献

  • 竹内伊四郎 編『大日本紳士名鑑』明治出版社、1916年。
  • 千枝与右衛門 編『十勝宝盟鑑』十勝三興社、1925年。
  • 日本弘道会 編『明治孝節録・昭和善行録』日本弘道会、1938年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  本間宇兵衛のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「本間宇兵衛」の関連用語

1
6% |||||

2
4% |||||

本間宇兵衛のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



本間宇兵衛のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの本間宇兵衛 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS