木村翔太とは? わかりやすく解説

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木村翔太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 09:30 UTC 版)

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木村 翔太
出身校 広島市立大学
著名な実績 彫刻、絵画
代表作

木村 翔太(きむら しょうた、1993年 - )は日本の美術家彫刻絵画を中心に手掛ける。

経歴

広島県生まれ。2017年広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業、2019年に同大学院芸術学研究科造形芸術専攻彫刻研究を修了した。

作風

ギャラリーG(広島市中区)で開催された個展での展示風景

彫刻

木彫を中心とした彫刻を制作している。主にを素材とし、近作はが主要なモチーフとなっている[1]。縄はロープとして実用的な面もあるが、木村は縄文土器の模様やしめ縄に用いられるような伝統的、文化的な側面に注目している[2]。縄目を彫刻にすることで、悠久の時の流れや神聖さを醸し出し、うねりや躍動感を表現している。

絵画

彫刻のかたわら手掛ける絵画作品では、電線が複雑に交錯する電柱を好んで描いている。電柱をモチーフとするのは、「デザイン性を排した合理的な姿が、かえって美しい[3]」からだという。アクリル絵の具をベースに墨で輪郭を描いている。また、店舗の壁画も手掛けている。

主要展示歴・作品

展示

常設彫刻作品

直島本村ギャラリー(香川県香川郡直島町)で常設展示されている木彫「漣(さざなみ)」

漣(2020)

船の竜骨(キール)を縄で巻いた様子を模した木彫作品。直島本村ギャラリー(香川県香川郡直島町)(かつて船大工の家だった[5])に常設展示。

壁画

受賞歴

  • 第32回東広島市美術展奨励賞(2020)
  • 第7回新県美展奨励賞(2019)
  • 広島二科新人賞(2015)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 福田彩乃. “【美術散歩】巻き付く縄に生命力”. 中国新聞. 2020年4月16日閲覧。
  2. ^ 民直弘. “直島・本村ギャラリーに常設 木村さん新作 竜骨や縄、木彫りで ”. 山陽新聞. 2020年1月22日閲覧。
  3. ^ “コロナを表現”屋外で作品展 広島・中区の「ギャラリーG」 (2020.4.17)”. RCC中国放送. 2020年4月17日閲覧。
  4. ^ Gセレクション 木村翔太 個展「かなりがんばってみた」” (日本語). gallery G(ギャラリーG) (2020年3月13日). 2020年4月18日閲覧。
  5. ^ 瀬戸内海に浮かぶ『直島』は現代アートの聖地。 自然とアートが共生する島の魅力を思いっきり堪能!/香川県香川郡直島町”. 瀬戸内Finder. 2020年4月18日閲覧。

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