亀山トリエンナーレとは? わかりやすく解説

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亀山トリエンナーレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 09:06 UTC 版)

亀山トリエンナーレ(かめやまトリエンナーレ、Kameyama Triennale )は、三重県亀山市で開催されている現代美術の祭典。芸術文化の振興と街の活性化が狙い。新人の発掘や国際交流の促進に力点を置いている。

亀山トリエンナーレの前身は2008年から2013年まで毎年開催された「アート亀山」。2014年以降は三年ごとのトリエンナーレ形式での開催。これまでに参加したアーティストの延人数は「アート亀山」時代を含めて700人弱。

「亀山トリエンナーレ」はコロナ禍の中、一時延期されることもあったが、その後は定期的に開催されている。参加作家による展示の他、2022年には特別企画として森美術館特別顧問、南條史生氏による、また2024年には美術評論家であり、多摩美術大学元学長の建畠晢氏による講演会が実施された。

過去に参加したアーティストの中にはその後、ぴあ映画祭で監督賞を受賞したアーティスや大阪万博の一部施設の設計に携わった建築家もいる。近年はVOCA展やビエンナーレなどの芸術祭に積極的に参加しているアーティストがおり、彼らの今後の活躍が期待されている。

亀山トリエナーレは、地元作家や芸術系の教員、商店主などで構成されている実行委員会が運営母体。監修者は三重県立美術館長や横浜トリエンナーレ2005の事務局長を勤めた井上隆邦氏。イオン系列の岡田文化財団やエア・ウォーターなどの企業が同トリエンナーレを支援している。

亀山トリエンナーレの次回開催は2027年秋。計画の詳細が確定され次第、公表される予定。

2024年 亀山トリエンナーレ賞・激励賞受賞者

トリエンナーレ賞:宮嵜祥子Sato SugamotoEtsuko Kato

同奨励賞:HRATCH ARBACH、MOTU、山田なつみ

*参加アーティストは、海外からの参加を含めて81組。

過去の亀山トリエンナーレ賞・激励賞受賞者

2014年・亀山トリエンナーレ賞:下村雄三、美濃部責夫、佐藤学

2017年・亀山トリエンナーレ賞:笠井祐輔、武井琴、中尾広道

2022年:亀山トリエンナーレ賞:奥田誠一、Omar Torres、永井寿郎

  同   亀山トリエンナーレ奨励賞:松岡歩未、河野麻希、原憲太郎

受賞歴

2023年5月、亀山トリエンナーレ実行委員会は第22回三重県文化賞奨励賞を受賞した。

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