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朝治武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 23:02 UTC 版)

朝治 武(あさじ たけし、1955年7月8日 - )は、日本の歴史学者。専門は近代部落史、特に水平運動史。大阪人権博物館館長 [1]

兵庫県篠山市(現丹波篠山市)生まれ[2]。高校2年の時、部落問題研究会や兵庫の部落解放運動に参加。大阪市立大学でも部落問題研究会に参加し、マルクス・レーニン主義の立場からの部落解放を模索。 卒業後、大阪府内の地域部落史などの編纂を経て、1982年から大阪人権歴史資料館(現大阪人権博物館)に学芸員として勤務。2001年、『水平社の原像』(解放出版社)の中で「部落民宣言」をおこなう[3]

著書

共編著

  • 『脱常識の部落問題』灘本昌久,畑中敏之共編 かもがわ出版 1998
  • 『近代日本と水平社』秋定嘉和共編著 部落解放・人権研究所 2002
  • 『「水平社伝説」からの解放』関口寛、黒川みどり藤野豊共著 かもがわ出版 2002
  • 『水平社宣言・解放歌』守安敏司,藤田正共著 解放出版社 2005
  • 『もっと知りたい部落の歴史近現代20講』黒川みどり,吉村智博,渡辺俊雄共著 解放出版社 2009
  • 『水平社宣言の熱と光』守安敏司共編 解放出版社 2012
  • 『部落解放論の最前線 多角的な視点からの展開』寺木伸明,谷元昭信,友永健三共編著. 解放出版社, 2018.12 ISBN 978-4-7592-1034-7

出典

  • 「「水平社伝説」からの解放」著者略歴

脚注

  1. ^ 『部落解放論の最前線 多角的な視点からの展開』解放出版社 2018.12 執筆者略歴
  2. ^ 部落史シンポジウムの開催について
  3. ^ 部落学序説 2007/11/07 朝治武著『水平社の原像』にみる部落史個別研究の限界(その1)



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