朝日長者の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 04:00 UTC 版)
昔、出流原に朝日長者が何不自由なく暮らしていたが、ただ一つだけ子宝に恵まれなかったので、長者夫婦が出流原弁天に子授けの願をかけた、すると美しい女の子が生まれ「鶴姫」と名付け大切に育てた。「鶴姫」が18歳の時、山に遊びに入ったまま行方不明となり。大事な子どもを亡くした長者夫婦に、ある時神が霊示したことは、 「姫は弁天池の鯉となっており」、龍神となって昇天するためには莫大な財宝がいる」との旨であった。 そこで長者は娘のためにと後山に財宝を埋め「朝日さす夕日輝く木の下に、うるし千ばい黄金億々」 というような宝のありかをよんだ歌を残している。 佐野市の民話より
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