有機リチウムイオン電池への応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 03:39 UTC 版)
「クロコン酸」の記事における「有機リチウムイオン電池への応用」の解説
2022年3月11日、東北大学の研究グループが4V以上の電圧においてクロコン酸が有機リチウムイオン電池の正極材として利用できることを実証したと発表した。従来は分子中に5つあるC-O結合のうち2つまでしか利用できず、その電位は1.9Vに留まっていたが、4つまで利用することで電位は4Vとなりコバルト酸リチウムと比較して4倍以上の理論容量を持つという。
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