明月記原文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 16:24 UTC 版)
原文 三日、陽景晴、自朝甚暑、心寂坊來談、日來風聞事委談之、美濃国高桑次郎と稱者、搦取在六波羅、謀反事承伏、不指同類、又覺心房と云者(柳禪師之子云々)、爲京中之張本、在一切經谷、其身逐電、伴者從者大夫房搦得、 訓読 三日、陽景(天気)晴、朝自(よ)り甚だ暑し。心寂坊來談す。日來風聞する事、委(くわ)しく之を談ず。(それによると)美濃の国の高桑次郎と稱する者、搦(からめ)取って(捕縛して)六波羅に在り(勾留す)。謀反の事、承伏す(認める)。同類を指差さず(同志を白状せず)。又覺心房と云(い)う者(柳禪師之子云々)、京中之張本(中心人物)爲(た)り。一切經谷に在って、其身は逐電(逃亡)す。件(くだん)の者の從者・大夫房搦(から)め(捕縛)得(出来た)。
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