旅の終りにとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 旅の終りにの意味・解説 

旅の終りに

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 00:46 UTC 版)

「旅の終りに」
冠二郎シングル
初出アルバム『旅の終りに/冠二郎さすらいの唄』
B面 明日を信じて
リリース
規格 7インチシングル盤レコード
ジャンル 演歌歌謡曲
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 立原岬(作詞)
菊池俊輔(作曲)
冠二郎 シングル 年表
泣いてもいいよ
(1977年)
旅の終りに
(1977年)
亜樹子
(1978年)
テンプレートを表示

旅の終りに」(たびのおわりに)は、1977年11月に発売された冠二郎のシングル。

解説

  • 本曲は1977年テレビ朝日にて放映されたテレビドラマ『海峡物語』(原作:五木寛之)の劇中歌として制作されたものであり[1]、作詩も五木寛之自身が手掛け、『立原岬』の筆名で発表した。
  • ドラマ『海峡物語』では、芦田伸介が演じる名物音楽ディレクター“演歌の竜”こと高円寺竜三[注釈 1]が、新人歌手に一つの曲を与え、それを歌わせてレコードとして発売する姿を描いたが、その劇中で新曲として登場したのが本曲である。
  • 劇中で新人歌手役の代わりに影歌[注釈 2]として歌っていたのが当時デビュー10年目だった冠二郎で[2]、レコードとして発売することになった際にも「実際に歌っている人物が良い」ということで冠自身のレコードとして発表されることになったという[2]
  • 本曲の歌詞には函館釧路という地名が出てくるが、ご当地ソングではない。
  • 冠二郎[注釈 3]は、その現役期間中には大ヒット曲「」に代表されるようにパワフルアクション演歌路線でブレイクしたが[3]、本曲に関しては作詩者の五木寛之から「この曲(『旅の終りに』)を歌う時だけは、『真剣に、そして人生の一番辛かった時のことを思い浮かべて唄って欲しい』とお願いをされた」と語り、「五木先生の世界観を壊さないという約束を守って」本曲を歌うようにしていると語っていた[2]

収録曲

  1. 旅の終りに(3分23秒)
    作詞:立原岬、作曲・編曲:菊池俊輔
  2. 明日を信じて(3分43秒)
    作詞:三浦康照、作曲:三原一乃、編曲:竹村次郎

カバー

歌手 収録作品 発売日 レーベル 規格品番
五木ひろし 五木寛之・五木ひろし作品集〜ふりむけば日本海〜 2005年8月24日 ファイブズエンタテインメント FKCX-5020
舟木一夫 名曲カバー傑作撰 2009年2月18日 日本コロムビア COCP-35415〜16
西方裕之 昭和を歌う〜演歌の王道〜 2010年1月1日 キングレコード KICX-756
藤圭子 GOLDEN☆BEST 藤圭子
ヒット&カバーコレクション 艶歌と縁歌
2010年12月8日 Sony Music Direct MHCL-1825〜26
千昌夫 昭和歌謡熱唱 2013年6月5日 徳間ジャパン TKCA-73906
一条貫太 一条貫太のはやり歌一本勝負〜其の弐〜 2020年4月8日 日本クラウン CRCN-20467
杜このみ KONOMI cover songs 2024年8月28日 テイチクエンタテインメント TECE-3720
走裕介 オリジナル&カバー・コレクション 2024年10月30日 日本コロムビア COCP-42360
木村徹二 ザ・カバーII〜海とか山とか旅とか酒とか〜 2024年11月27日 日本クラウン CRCN-20493

脚注

出典

注釈

  1. ^ モデルは日本クラウンのディレクターであった馬渕玄三である。
  2. ^ 劇中で歌う歌手の代わりに声を当てる形で歌唱する歌手のことを指す。
  3. ^ 2024年元日に死去。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  旅の終りにのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「旅の終りに」の関連用語

旅の終りにのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



旅の終りにのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの旅の終りに (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS