新書365冊とは? わかりやすく解説

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新書365冊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 01:52 UTC 版)

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新書365冊』(しんしょさんびゃくろくじゅうごさつ)は、評論家、コメンテーターの宮崎哲弥新書ガイドである。2006年に朝日新書から刊行された。

雑誌『諸君!』の2002年1月号から2003年6月号に連載された「解体『新書』」と2003年7月号から2006年3月号に連載された「『今月の新書』完全読破」をジャンル別に再構成、加筆したものである。連載記事、「解体『新書』」では毎月1冊を紹介するスタイルであったが、「『今月の新書』完全読破」ではその月に出版された新書を完全読破し、ベスト新書を1冊、ベター新書を5冊、ワースト新書を1冊選んでレビューし、注目される5冊を「さらに5冊」として寸評をそえて紹介するという構成であった。再構成されたこの新書では、「教養」「哲学・論理学・数学」「政治・国際問題」「経済と金融・会計」「法と自由」「歴史・文学・ことば」「社会・会社」「若者・教育」「犯罪と監視社会」「生きる・死ぬ」「科学」「脳・心・からだ」「メディア」「文化」「宗教」に節分けされ、ワースト新書を集めた「問題な新書」の章と連載終了後の新書をインタビュー形式で評価する「緊急インタヴューその後の「新書完全読破」」からなる。

連載の行われた時期は出版各社が新書シリーズの創刊を行った「新書ブーム」の時代であり、毎月60冊から100冊を手にした述べている。宮崎は「新書は世界にも稀な大衆啓蒙メディア」で、気軽に広範な知識を提供してきたことに存在意義を求めるが、「教養」や「啓蒙」に対するニーズが変質し、出版社間の過当競争で質が低下していることを嘆いている。

ベストがつけられた新書

最終章でベストの評価した新書は

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