新善光寺 (神奈川県葉山町)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/12 09:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 新善光寺 | |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町上山口1368 |
| 山号 | 不捨山 |
| 院号 | 摂取院 |
| 宗派 | 浄土宗 |
| 本尊 | 善光寺式阿弥陀三尊 |
| 創建年 | 不詳 |
| 中興年 | 室町時代中期 |
| 中興 | 密道 |
新善光寺（しんぜんこうじ）は、神奈川県三浦郡葉山町にある浄土宗の寺院。
歴史
創建年代は不明である。諸説あるが、一説によると源頼朝が長野の善光寺より、善光寺式阿弥陀三尊を請来して創建したものという[1]。
元々は、現在の鎌倉市名越に位置していたが、室町時代中期に当時の住職密道が、現在地に移転した[2]。
現在の堂宇は、江戸時代初期に建てられたものである。当寺の宗派は浄土宗であるが、禅宗様の形式で建てられている[1]。
文化財
- 新善光寺四脚門（神奈川県指定重要文化財 昭和39年12月15日指定）[3]
- 新善光寺本堂（神奈川県指定重要文化財 昭和39年12月15日指定）[3]
- 唐木作の庚申塔（葉山町指定重要文化財 昭和55年9月18日指定）[4]
- 室内庚申塔（葉山町指定重要文化財 昭和56年12月25日指定）[4]
- 阿弥陀三尊立像（葉山町指定重要文化財 昭和42年11月21日指定）[4]
- 新善光寺常緑樹林（葉山町指定天然記念物 昭和43年2月29日指定）[4]
交通アクセス
- 路線バス滝の坂停留所より徒歩1分。
脚注
参考文献
- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上（歴史散歩14） 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年
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