斐伊神社とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 神社名 > 斐伊神社の意味・解説 

斐伊神社

読み方:ヒイジンジャ(hiijinja)

別名 宮崎大明神

教団 神社本庁

所在 島根県大原郡木次町

祭神 素盞嗚尊 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

斐伊神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 07:33 UTC 版)

斐伊神社
所在地 島根県雲南市木次町里方字宮崎463
位置 北緯35度18分17.7秒 東経132度54分12秒 / 北緯35.304917度 東経132.90333度 / 35.304917; 132.90333 (斐伊神社)座標: 北緯35度18分17.7秒 東経132度54分12秒 / 北緯35.304917度 東経132.90333度 / 35.304917; 132.90333 (斐伊神社)
主祭神 素盞嗚尊
稲田姫命
伊都之尾羽張命
樋速夜比古命
甕速日命
火炫毘古命
社格 式内社(小)
郷社
本殿の様式 大社造
例祭 10月10日
主な神事 神幸祭
御種祭(古伝祭)
地図
斐伊神社
テンプレートを表示

斐伊神社(ひいじんじゃ)は、島根県雲南市にある神社。宮崎大明神とも呼ばれる。『出雲国風土記』に樋社と称する神社が2社あり、共に神祗官在りと記述されているが、この2社が延喜式の時代までに1社に併合されたのが、現在の斐伊神社と考えられている。延喜式に登場する斐伊神社と同社坐斐伊波夜比古神社が現在の斐伊神社と比定されている。

祭神

祭神は、素盞嗚尊稲田比売命伊都之尾羽張命。合殿(斐伊波夜比古神社・樋速夜比古神社)には、樋速夜比古命、甕速日命火炫毘古命が祀られている。

歴史

創立年は不詳。斐伊神社の古史伝によると、創立は甚だ古く、埼玉県氷川神社(旧官幣大社)は孝昭天皇5年に斐伊神社から分祀されたものとしている。ただし氷川神社側は出雲肥河(斐伊川)の川上に鎮座する杵築大社(出雲大社)から分祀したとしている。なお出雲大社は現在の斐伊川と地理的に無関係だが、古代の斐伊川宍道湖ではなく、直接日本海に流れこんでおり、出雲大社斐伊川の川上ではなく川下に位置していた。斐伊神社は今も昔も斐伊川の川上に位置している。

延喜の制で国幣小社に列せられ、清和天皇貞観13年11月10日神位従五位上を授けられた。明治4年5月郷社に列せられた。

八本杉

本社の西100メートルほどのところに八本杉と呼ばれる飛び地境内がある。この八本杉は素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した場所と伝承されている。またこの場所は2社が併合されるまで、どちらかの社があった場所と考えられている。

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「斐伊神社」の関連用語

斐伊神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



斐伊神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの斐伊神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS