文化媒介力の志向性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 06:05 UTC 版)
文化媒介力は常に力関係の異なる集団や組織をつなぐ媒介者が発揮するものであるため、両集団や両組織の目指す目標が同じであっても、そこに至るまでにとる手順や手法または戦略は、両集団や両組織で異なることが予想される。つまり「文化媒介力」には志向性があり、媒介者の価値判断でその志向性の方向や強弱が決まると水谷俊亮は指摘している。さらには、人として職種や階級などで人間関係が固定化するのではなく自由に選択できることが保障されてこそ人は活き活きと生きていけるため、そのような機会を作り出すこともまた文化媒介力の一側面であるとしている。
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