文位・位階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:02 UTC 版)
文位(ぶんい)・位階(いかい)として、人に対しては少初位下から正一位までの30階があるが、神に対するものは正六位から正一位までの15階がある。神に位階を授けた最初の記録は『日本書紀』において天武天皇元年(673年)7月に壬申の乱に際して霊験を現した大和国の高市御県坐鴨事代主神(たけちのみあがにますかものことしろぬしのかみ)、牟狭坐神(むさにますのかみ)、村屋坐弥富都比売神(むらやにますみふつひめのかみ)に位を授与したとする記述である。嘉祥4年(851年)には全国の神社の祭神に正六位以上の神階が贈られ、次第に濫授されるようになった。
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