教興寺 (浜松市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 00:52 UTC 版)
| 教興寺 | |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市中央区中沢町42-1 |
| 位置 | 北緯34度43分18.0秒 東経137度43分34.3秒 / 北緯34.721667度 東経137.726194度座標: 北緯34度43分18.0秒 東経137度43分34.3秒 / 北緯34.721667度 東経137.726194度 |
| 山号 | 佛種山 |
| 宗派 | 時宗 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建年 | 延長元年(923年) |
教興寺(きょうこうじ)は、静岡県浜松市中央区にある時宗の寺院。
歴史
923年(延長元年)に開山された。当初の所属宗派は天台宗で、「智徳院」と称していた[1]。
1283年(弘安6年)、時宗の宗祖一遍が教興阿闍梨に念仏の教えを説いたことから、時宗に転宗し「教興寺」に改称した[1]。
元々は勘間(現・浜松市中央区中央)に位置していたことから、「勘間道場」とも称していた。その後、水害のために現在の同市同区伝馬町に移転した[1][2]。
江戸時代は朝鮮通信使の宿舎にも使われた。また賀茂真淵の養家「梅谷(うめや)家」の菩提寺であり、真淵も当初は当寺に葬られた[1]。
1964年(昭和39年)、都市再開発に伴い現在地に移転した[1]。
交通アクセス
- 路線バス中沢西停留所より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 浜松市 編『浜松市史 2』浜松市、1971年
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