政府の「平成23年度 競り下げ試行」の結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 13:57 UTC 版)
「競り下げ方式」の記事における「政府の「平成23年度 競り下げ試行」の結果」の解説
政府の行政刷新会議では「公共調達改革プログラム」に基づいて、95件の平成23年度「競り下げ試行」を実施した。その結果、行政コストは平均17.04%削減でき、合計3722万5338円の節約に成功した。主な結果は以下のとおり。 はたちの献血ポスター (H22)73万1240円 → (H23)40万円 医薬品報告書(1冊あたりの印刷費) (H22)2640円 → (H23)866円 トナーカートリッジ (H22)17100円 → (H23)15700円 トイレットペーパー (H22)62円 → (H23)35円 封筒(1枚あたり) (H22)3.82円 → (H23)3.42円 段ボール (H22)98円 → (H23)93円 タイルカーペット (H22)420円 → (H23)345円 交通事故統計年報 (H22)88万円 → (H23)49万6000円 行政コストは、平均17%の削減率という著しい効果を発揮できた一方で、「シュレッダー」や「製本機」など、ほとんど効果を挙げられなかった支出も存在した。そのため、競合他社の少ない支出にはコスト削減効果が薄いが、競合他社の多い支出には劇的な削減効果をあげるという特徴がわかり始めた。
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