攻方玉への打ち歩詰め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 02:03 UTC 版)
双玉詰将棋においては、攻方の玉に対する打ち歩詰めを題材とした作品もある。この場合、攻方は自玉が打ち歩詰めになるようにして玉方の受けに制約を与えたり、玉方が攻方の玉への打ち歩詰めを避けるように応接する解決法が求められる。 △持ち駒 桂歩 ▲持ち駒 なし図22(原理図) 攻方玉への打ち歩詰め局面においては、玉方は飛、金、銀、香を持ち駒にできないので、必然的に盤面の駒配置は多くなる。このため、一般向けに出題されることは殆どない。 図22で▲6八角引とすれば、△5七歩合が打ち歩詰めのため桂合を余儀なくされて3手詰となる。▲6八角上では△5七歩合で失敗する。原理図のため省略したが、詰将棋とするためには残りの飛、金、銀、香をどこかに配置しなくてはならない。
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