攻方の駒の利き筋を遮る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 02:03 UTC 版)
「打ち歩詰め」の記事における「攻方の駒の利き筋を遮る」の解説
△持ち駒 残り駒全部 ▲持ち駒 飛歩図17 △持ち駒 残り駒全部 ▲持ち駒 なし図18 ▲1三歩まで △持ち駒 残り駒全部 ▲持ち駒 なし図19 ▲2一飛成まで 持駒を打つことによって別の攻方の駒の利き筋を遮り、数手先で歩を打つところに攻方の駒が利かなくなるようにして玉が歩を取れるようにする問題もある。 図17で▲2五飛と打つと△1二玉で▲1三歩が打ち歩詰めになってしまう。そこで▲2四飛と打ってわざと馬筋を遮り、△1二玉に対して▲1三歩(図18)と打つと、この歩が△同玉と取れるため打ち歩詰めではなくなる。以下▲2一飛成(図19)までの5手詰である。 ▲2四飛は2五より下に打っては詰まなくなるため、飛車の打ち場所は限定されている。このような状態を限定打という。
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