担体法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 04:28 UTC 版)
浮遊生物法と生物膜法の中間的な方式で、微生物を担持させた担体を水中で流動させ、汚水を処理する。担体の形状や材質により、担体密度や撹拌方式(無撹拌~浮遊生物法なみ)により、担持させる微生物の種類により、多様な手法が開発・運転されている。実施設では既存曝気槽を改造し担体を投入する例が多く、そのほか民間ではプラントとして有用物質製造を行う例まで幅広い。 結合固定化方法 微細なスポンジを曝気槽に投入し、中に生物膜を生育させて利用する例に代表され、下水処理向き。 包括固定化方法 工場で培養した微生物を担体と成形し利用する。生物反応塔での物質生産などで主流の方式。
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