抗菌薬として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 01:21 UTC 版)
他のマクロライド系抗菌薬と同様に、スピラマイシンも細菌が有するリボソームの50Sサブユニットに結合し、タンパク質合成を阻害する。最小発育阻止濃度を超えた場合に、静菌的に作用する。この濃度を下回ると、仮にスピラマイシンに耐性が無くとも、細菌は再び増殖を開始する。よって、適切な量を適切な間隔で使用して、スピラマイシンに耐性を有さない細菌の増殖が抑制されている間に、感染を受けた宿主側の白血球や補体などによって、細菌が攻撃されて排除される必要が有る。
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