愛知県庁大津橋分室とは? わかりやすく解説

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愛知県庁大津橋分室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 07:59 UTC 版)

愛知県庁大津橋分室
情報
設計者 愛知県営繕課(黒川巳喜・土田幸三郎)[1]
施工 北川組[1]
建築主 愛知県
構造形式 鉄筋コンクリート構造[1]
延床面積 1,048 m² [1]
階数 地下1階、地上3階建て[1]
着工 1931年(昭和6年)12月
竣工 1933年(昭和8年)
所在地 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目4番13号
座標 北緯35度10分38.86秒 東経136度54分20.17秒 / 北緯35.1774611度 東経136.9056028度 / 35.1774611; 136.9056028 (愛知県庁大津橋分室)座標: 北緯35度10分38.86秒 東経136度54分20.17秒 / 北緯35.1774611度 東経136.9056028度 / 35.1774611; 136.9056028 (愛知県庁大津橋分室)
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愛知県庁大津橋分室(あいちけんちょうおおつばしぶんしつ)は、愛知県名古屋市中区丸の内三丁目にある愛知県庁の分室である。

概要

1933年昭和8年)[2][3][注釈 1]に愛知信用組合連合会の建物として竣工。戦後は農林会館として使用されたのち、1957年(昭和32年)に愛知県に寄贈されたものである[2]。その後長い間、愛知県史編纂室として使用されていた。

2015年平成27年)7月10日、建物の1階に愛知県と名古屋市が共同で設立した愛知・名古屋 戦争に関する資料館が開館[3]

同年8月7日、2階と3階にあいちトリエンナーレ現代アートに関する情報を発信する「アートラボあいち大津橋」がオープンした[5][6]

2017年(平成29年)5月20日、「アートラボあいち大津橋」は「アートラボあいち長者町」と統合し、「アートラボあいち」に改称した[7]。運営はあいちトリエンナーレ実行委員会が行う[8]

建物は、鉄筋コンクリート造の地下1階、地上3階建てで、ゴシック風付柱が3本伸びる塔状の階段室表現主義的なバルコニーの装飾や丸窓が特徴となっている[1][2]

また、建物周辺には歴史的建造物が多く所在することから「文化のみち」と呼ばれており、この建物も含め散策スポットになっている[9]

施設

  • 3F - 展示室
  • 2F - 多目的スペース、事務室
  • 1F - 愛知・名古屋 戦争に関する資料館

ギャラリー

交通アクセス

脚注

注釈

  1. ^ 1932年(昭和7年)とする資料もある[4]

出典

  1. ^ a b c d e f 施工実績 [愛知県県信用組合連合会館(愛知県庁大津橋分室)(現存)]”. 株式会社北川組. 2016年1月18日閲覧。
  2. ^ a b c 愛知県庁大津橋分室”. 「なごや街なか」こだわり”ナビ”. 2016年1月18日閲覧。
  3. ^ a b 【愛知】県庁大津橋分室に戦争資料館 10日開館”. 中日新聞. 2016年1月18日閲覧。
  4. ^ 愛知県庁大津橋分室”. 北川組. 2016年1月18日閲覧。
  5. ^ あいちトリエンナーレ2016の開幕1年前、「アートラボあいち大津橋」、「アートラボあいち長者町」がオープンします”. 愛知県. 2016年1月18日閲覧。
  6. ^ アートラボあいち”. 2016年1月18日閲覧。
  7. ^ アートラボあいちリニューアルオープン企画 | 愛知県立芸術大学
  8. ^ アートラボあいちについて | Art Lab Aichi
  9. ^ 文化のみちへようこそ”. 文化のみち二葉館. 2016年1月18日閲覧。

外部リンク




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