想定される古墳築造工程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/24 03:38 UTC 版)
「長尾山古墳」の記事における「想定される古墳築造工程」の解説
長尾山古墳の築造は、まず地山を削って整形したり盛土を行うことによってだいたいの形の墳丘を築造したと考えられる。前方部南側や後円部では墳丘築造時の盛土部分は少ないことが確認されており、基本的には地山を削り整形して墳丘を形作っていたと考えられるが、排水溝が敷設された北側くびれ部分は古墳築造前は谷筋であったこともあって、部分的には盛土を厚くしたものと見られている。 おおよその墳丘が築造された後、墳丘に墓壙と排水溝が掘り込まれた。その後排水溝の埋め戻し作業が行われ、続いて墳丘の一部では化粧土として盛土が行われ、葺石の施工と埴輪の樹立が行われたと考えられている。
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