急性期の管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 17:12 UTC 版)
急性期のアルコール離脱症候群の管理には、ベンゾジアゼピン(クロルジアゼポキシドやジアゼパム)、カルバマゼピンが用いられる。NICEはクロメチアゾールも選択肢の一つであるが、入院患者に限って注意深く使用すべきであり、乱用リスクがあるため外来では処方してはならないとしている。振戦せん妄の管理には、ロラゼパムが第一選択肢である。抗精神病薬は、精神病症状が出ている期間に限って使用できる。 また外来治療の場合、オーバードーズや転用リスクがあるため、常に2日分以上の薬を患者が保持しないよう処方すべきである。
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