復讐者に憐れみをとは? わかりやすく解説

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復讐者に憐れみを

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 10:09 UTC 版)

復讐者に憐れみを
복수는 나의 것
監督 パク・チャヌク
脚本 イ・ジョンヨン
パク・チャヌク
製作 イム・ジンギュ
音楽 ペ・ユンジン
撮影 キム・ビョンイル
編集 キム・サンボン
配給 CJエンタテインメント
シネカノン
公開 2002年3月29日
2005年2月5日
上映時間 117分
製作国 韓国
言語 韓国語
次作 オールド・ボーイ
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復讐者に憐れみを
各種表記
ハングル 복수는 나의 것
発音 ポクスヌン ナエ コッ
題: Sympathy for Mr. Vengeance[1]
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復讐者に憐れみを』(ふくしゅうしゃにあわれみを、原題:복수는 나의 것)は、パク・チャヌク監督による2002年公開の韓国映画。同監督の『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』と合わせて「復讐三部作」と呼ばれている。

ストーリー

聾唖の青年リュウ(シン・ハギュン)は姉の腎臓病の治療のため、工場の退職金をつぎ込んで闇で移植用の腎臓を求めようとするが、失敗。皮肉にもその直後、姉のドナーが見つかったという連絡を受ける。だが、手術の費用は闇組織に奪われ、既に彼の手元にはなかった。

仕方なくリュウは、同じ聾唖学校に通っていたユンミ(ペ・ドゥナ)と共に身代金誘拐を企てる。ターゲットは会社社長ドンジン(ソン・ガンホ)の幼い娘だった。

誘拐は成功し、二人はドンジンに身代金を要求する。別段危害を加えようとはしない二人に、幼い娘もそれなりに懐き、全てはうまくゆくかに見えた。しかし姉は、弟が彼女を救うため犯罪行為に手を染めたことを知り、悲嘆のあまり自殺してしまう。リュウは姉の遺体を河川敷に埋葬するが、一瞬目を放した隙に、少女は川で溺れてしまう。助けを求める彼女の声が聾唖であるリュウの耳に届くことはなく、少女はそのまま溺死してしまい、身代金を払った父親の元へと戻ることはなかった。

そして、娘を奪われた父親の復讐が始まる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ドンジン ソン・ガンホ 山路和弘
リュウ シン・ハギュン 武藤正史
ユンミ ペ・ドゥナ 根谷美智子
リュウの姉 イム・ジウン 日野由利加
ユソン ハン・ボベ 大前茜
中華料理店配達員 リュ・スンワン 奈良徹
川辺の青年 リュ・スンボム 赤城進
チェ班長 イ・デヨン 谷昌樹
ペン技師 キ・ジュボン
社長 キム・セドン
違法臓器取引組織のボス イ・ユンミ
チ刑事 チ・デハン 乃村健次
ホ刑事 ホ・ジョンス
本人役 イ・グミ

影響

  • 本映画のワンシーンに、日本の漫画家いがらしみきおの漫画『ぼのぼの』が登場する場面があるが、これは監督のパク・チャヌクがいがらしのファンであり、ぼのぼのの大ファンでもあることから取り入れたものである[2]

脚注

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