御鹿島様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 08:30 UTC 版)
続いて行われる舞は、御鹿島様1体で行われる。衣装は前6体と同様のものであるが、表情はやや異なり、いわゆるエラ張り顎で武張って見える。頭には引立烏帽をかぶり、金襴の鉢巻を締め、左右に大きく広げた両手に木製の小刀を持っている。9体の中で最も大きな人形であるが、遣い手は1名である。舞の形式は他の人形と変わらないが、「お狂い」の際に、縁起物として木で作られた、人形と同じ数9本の小刀が幕の外に投げられ、見学者は競ってこの小刀を拾う。 御鹿島様
※この「御鹿島様」の解説は、「天津司舞」の解説の一部です。
「御鹿島様」を含む「天津司舞」の記事については、「天津司舞」の概要を参照ください。
- 御鹿島様のページへのリンク