待遇改善活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:44 UTC 版)
声優のギャランティの向上などを求めてテレビ局にデモを起こしたことがある。昭和40年代、声優は出演作の再放送分のギャラは支払われず、当時は作品1本につき最高で3万円であったのに対し、山田の仕事仲間の代役を務めた俳優・宇津井健のギャラは45万円だった。このため、山田はこれらを「声優全体の問題」と考え、この問題を解決するべく奮闘したという。結果、山田らの善戦の甲斐あって再放送のギャラが認められるようになった。 このことについて、後で知った神谷明は「照れ屋だから絶対に(奮闘する部分を)見せない」と語り、「自分たち後輩を(影で)守ろうとしてくれていた」と述べている。
※この「待遇改善活動」の解説は、「山田康雄」の解説の一部です。
「待遇改善活動」を含む「山田康雄」の記事については、「山田康雄」の概要を参照ください。
- 待遇改善活動のページへのリンク