役人・大学時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 16:19 UTC 版)
「オイゲン・フォン・ベーム=バヴェルク」の記事における「役人・大学時代」の解説
ベーム=バヴェルクは、卒業後にオーストリア政府の大蔵省に就職した。 1880年代にはインスブルック大学に勤めた。その間に、彼の主著である『資本と利子』("Kapital und Kapitalzins",全3巻)の最初の2巻を出版している。 1889年には、直接税の改革案を作成するために、大蔵省によってウィーンに呼ばれた。当時のオーストリアの税制は、生産物に重税を(特に戦時に)課しており、投資に対してきわめて抑制的効果をはたしていた。ベーム=バヴェルクは近代的所得税の導入を提案した。この提案は直ちに採用され、数年のうちに大きな成功をおさめた。
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