形容詞・代名詞の格の一致
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:24 UTC 版)
「ラテン語の文法」の記事における「形容詞・代名詞の格の一致」の解説
形容詞の格は必ず名詞に一致させる。同様に、性と数も一致させる。下の例文では、名詞のrēxが呼格なので、それを修飾するbonus(「良い」)も呼格にしなければならない。 ō bone rēx 「おお、良き王よ!」 同じく、代名詞も性・数・格を名詞に一致させる。下の例文では、代名詞のhic(「これ」)が男性形であり、男性名詞のamor(「愛」)に一致している。haec(「これ」)の方は女性形であり、女性名詞のpatria(「祖国」)に一致している。 hic amor, haec patria est 「これが私の愛であり、これが私の祖国である」
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