強熱発光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 01:24 UTC 版)
強熱発光(きょうねつはっこう、英: Candoluminescence)は、(一般的には炎にあてられて)高温の状態になった特定の物質から発せられる光であり、同温での高温発光から考えられる黒体発光より一部の波長が強い[1]。この現象は酸化亜鉛や酸化セリウム(IV)、酸化トリウムなど遷移元素や希土類元素の酸化物(セラミックス)で顕著である。
- ^ a b c d e H.F. Ivey (1974). “Candoluminescence and radical-excited luminescence”. Journal of Luminescence 8 (4): 271–307.
- ^ Соколов В. А. (1952). “Кандолюминесценция (強熱発光)”. Успехи физических наук XLVII (4): 537-560. ISSN 0042-1294 .
- ^ a b D. M. Mason (1967). “Candoluminescence” (PDF). Proc. Am. Chem. Soc., Div. Fuel Chem. 11 (2): 540-554 .
- ^ us 4539505, A. Riseberg, Leslie, "Candoluminescent electric light source", issued 3 Sep 1985 (ただし、一般に特許は査読された情報源ではないことに注意すること。)
- ^ “The Light of the Firefly”. Transactions of the Illuminating Engineering Society 4: 677-679. (1909). (チャールズ・プロテウス・スタインメッツによるハーバート・ユージーン・アイヴスとウィリアム・ウェーバー・コブレンツに向けたコメント)
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