弦長からの計算とは? わかりやすく解説

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弦長からの計算

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 14:18 UTC 版)

大円距離」の記事における「弦長からの計算」の解説

球面上の2点間を3次元空間上で結ぶ線分大円の弦となる。2点間の中心角はこの弦の長さから求めることができる。そして、大円距離中心角比例する単位球面における大円弦長 C h {\displaystyle C_{h}\,\!} は、直交座標系において Δ X = cos ⁡ ϕ 2 ⋅ cos ⁡ λ 2 − cos ⁡ ϕ 1 ⋅ cos ⁡ λ 1 ; Δ Y = cos ⁡ ϕ 2 ⋅ sin ⁡ λ 2 − cos ⁡ ϕ 1 ⋅ sin ⁡ λ 1 ; Δ Z = sin ⁡ ϕ 2 − sin ⁡ ϕ 1 ; C = ( Δ X ) 2 + ( Δ Y ) 2 + ( Δ Z ) 2 {\displaystyle {\begin{aligned}\Delta {X}&=\cos \phi _{2}\cdot \cos \lambda _{2}-\cos \phi _{1}\cdot \cos \lambda _{1};\\\Delta {Y}&=\cos \phi _{2}\cdot \sin \lambda _{2}-\cos \phi _{1}\cdot \sin \lambda _{1};\\\Delta {Z}&=\sin \phi _{2}-\sin \phi _{1};\\C&={\sqrt {(\Delta {X})^{2}+(\Delta {Y})^{2}+(\Delta {Z})^{2}}}\end{aligned}}} となる。このとき、中央角は Δ σ = 2 arcsinC 2 . {\displaystyle \Delta \sigma =2\arcsin {\frac {C}{2}}.} であり、大円距離d = r Δ σ . {\displaystyle d=r\Delta \sigma .} となる。最後の式の中心角度は弧度表されたものである海里距離の計算の際は度数法における分がそのまま海里として用いられる(度で表したものの60倍)。

※この「弦長からの計算」の解説は、「大円距離」の解説の一部です。
「弦長からの計算」を含む「大円距離」の記事については、「大円距離」の概要を参照ください。

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