庾亮の馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 10:05 UTC 版)
『世説新語』徳行1に以下のような逸話がある。庾亮が的盧に乗っていると、ある人(『晋書』庾亮伝は殷浩とする)が主に禍をなす馬だから売り飛ばすようにと勧めた。庾亮は「これを売れば必ず買う人がおり、主を害することとなる。自分が不安を抱いたからといって、これをどうして他人に転じることができようか」と言い、春秋の楚の孫叔敖の故事を引き「いにしえの美談に習うのは何と道理に適ったことではないか」と答えて断った。
※この「庾亮の馬」の解説は、「的盧」の解説の一部です。
「庾亮の馬」を含む「的盧」の記事については、「的盧」の概要を参照ください。
- 庾亮の馬のページへのリンク