平成元年台風第13号とは? わかりやすく解説

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平成元年台風第13号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 04:57 UTC 版)

台風第13号(Mac、マック)
カテゴリー1の タイフーンSSHWS
台風第13号
発生期間 1989年7月31日 15:00
8月8日 3:00
寿命 7日12時間
最低気圧 950 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
40 m/s (80 knot)
最大風速
米海軍解析)
80 knot
被害総額
死傷者数 死者29名、行方不明者2名、負傷者96名
被害地域 日本
プロジェクト : 気象と気候災害
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進路図

平成元年台風第13号(へいせいがんねんたいふうだい13ごう、国際名:マック〔Mac〕)は、1989年(平成元年)8月関東地方に上陸した台風である。一時、大型で強い勢力まで発達した。

概要

1989年は6月から台風の上陸と接近が相次ぎ、7月までに台風6号と11号が九州に上陸し、8月には12号が接近して大雨をもたらしていた。この13号の上陸後も台風の上陸と接近は頻発し、年間上陸数は5つで歴代4位の多さとなった(1989年当時は1位タイ記録であった)。

7月31日15時に南鳥島近海で発生した台風13号は日本の南東海上を北上し、最盛期には強風域の直径が1390km、中心気圧950ヘクトパスカルとなる大型台風となった。台風は8月5日頃から進路を関東方面に変え、8月9日15時頃、千葉県銚子市付近に上陸した。この時の勢力は最盛期よりも衰え、暴風域は保っていたものの大型の勢力ではなくなっていた。台風は関東地方から新潟県を縦断し、8月8日3時に日本海北部で熱帯低気圧に変わった。

被害

  • 死者29名、行方不明者2名、負傷者96名。
  • 東日本を中心に大雨、土砂崩れなどの災害が発生した。
  • 福島交通飯坂線の鉄橋が流失し、復旧は年度末になった。

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