帚木後記説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/19 01:36 UTC 版)
この覚勝院抄は、桐壺巻について、「光源氏名のみ(中略)後に桐壺巻ヲ書とみへたり」と、また帚木巻について、「此物語ハ須磨明石ノ後ニ此帚木巻ヲ書ト見えたり」と、それまでは近代になって初めて唱えられはじめたと考えられていた、桐壺巻後記説や帚木巻後記説を『源氏物語のおこり』等に記されていた須磨巻起筆説と関連した形ではあるもののそれらより遙かに前の時代に記録していることでも注目されている。
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