希ガス
ヘリウム (He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)の6元素を総称するもので、大気中の存在量が非常に少ないので希ガスと呼ばれる。これらは非常に安定な元素で、他の元素と容易に化合しないので不活性ガスともいう。 このうち放射能を持つ希ガスを放射性希ガスという。例えば天然に存在するアルゴン-40は放射能を持たないが、中性子を照射するとアルゴン-41となり、放射能を持つので放射性希ガスという。またこれは人工的に作られたものであるので人工放射性希ガスともいう。ラドン(ラドン-222)、トロン(ラドン-220)は自然放射性希ガスである。 原子力発電所で事故が発生した場合、主にクリプトンやキセノンの放射性希ガスが大気中に放出される。
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