巽聖歌夫人として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:17 UTC 版)
巽の友人である童話作家の新美南吉は、1933年(昭和8年)信州を訪れ、岡谷市の千春の実家も訪ねている。新美の代表作『手袋を買いに』はこの諏訪の厳しく、美しい冬景色がイメージの中にあったのではないかと言われている。新美は結核により29歳で亡くなったが、巽を兄のように慕い、千春を姉のように慕っていた。新美の死後、千春は夫・巽とともに新美の遺作出版に尽力した。 なお、長男の名前「圦彦(いりひこ)」、長女の名前「やよひ」は、夫の師である北原白秋の命名。
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