川崎守之助邸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:43 UTC 版)
1934年に父の2代目川崎八右衛門が守之助の自邸として東京麻布(現・東京都港区南麻布4-11-2)に建設した。本邸はアントニン・レーモンド設計の2階建てRC構造の洋館で、敷地内には同じくレーモンド設計の蔵のほか、日本人建築家による使用人の住居用の和館が建てられた。レーモンドはこの設計に格別力を注ぎ、担当には事務所員の与谷昌金と吉村順三が当たり、世界で初めてコンクリート打放しを「壁面」に使った建築となった。八右衛門は翌年、次男の自邸の設計をブルーノ・タウトに依頼したがタウト案は採用されなかった。
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