岩石山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岩石山の意味・解説 

岩石山

(岩石山 (福岡県) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 06:40 UTC 版)

岩石山
標高 454 m
所在地 日本 福岡県田川郡添田町/赤村
位置
北緯33度34分39秒 東経130度52分18秒 / 北緯33.57750度 東経130.87167度 / 33.57750; 130.87167座標: 北緯33度34分39秒 東経130度52分18秒 / 北緯33.57750度 東経130.87167度 / 33.57750; 130.87167
山系 英彦山
プロジェクト 山
テンプレートを表示

岩石山(がんじゃくさん)は、福岡県田川郡添田町赤村の境界にある。古くから英彦山信仰の山伏たちの修行場となっており、標高454mの山頂付近には、かつて平清盛の命により山城である岩石城が築かれていた[1]

登山道

添田町側では、麓の添田公園から山頂まで、およそ1時間で登れる登山道が整備されている[1]。頂上の南西に位置する「奥の院」の社付近には休憩施設があり、ここを通るルートは「正面ルート」と称されている[2]。山頂付近では、岩石城の遺構や、巨石群などを間近に見ることができる[1][2]。また、季節によってタムシバコバノミツバツツジオカトラノオなどの花や、ハゼノキカエデなどの紅葉を楽しむことができる[2]。山頂の小屋では、登山記録を記帳でき、地元住民の中には2万回以上もの記録を残している者もいる[3]

赤村側では、登山道の整備は遅れていたが、2010年12月に全長4kmほどの登山道が整備された[4]。岩石トンネルの赤村側の出入口近くに駐車場が設けられており、そこから林道を経由して登山道に入り、途中に休憩施設などを経て山頂へ至る「第1ルート」と、より急峻な「太刀洗」を経由する「第2ルート」があり、後者をとると40分ほどで山頂に達するとされている[5]。登山道沿いには、修験道の遺跡や城郭遺構など20か所ほどに説明板も設置されている[4]

脚注

  1. ^ a b c “その名は「岩石山」” (PDF). 岩石者. 添田町. p. 2. https://www.town.soeda.fukuoka.jp/docs/2016040700020/files/01-02.pdf 2019年3月17日閲覧。 
  2. ^ a b c “岩石山に登ってみよう” (PDF). 岩石者. 添田町. pp. 4-5. https://www.town.soeda.fukuoka.jp/docs/2016040700020/files/03-04.pdf 2019年3月17日閲覧。 
  3. ^ 斎藤毅 (2018年1月25日). “憂楽帳:登山に魅せられ”. 毎日新聞・西部夕刊: p. 7. "福岡県添田町の川崎エミ子さん(86)は、家の前にたたずむ岩石山(標高454メートル)に50歳から登り続けている。その数、実に2万回超。... 山頂の小屋で記帳し、一昨年11月に2万回を達成した。"  - 毎索にて閲覧
  4. ^ a b 林国広 (2011年3月10日). “岩石山、赤村からどうぞ 登山道4キロを整備 観光地点に説明板”. 朝日新聞・朝刊・筑豊: p. 23  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  5. ^ 岩石山登山道完成”. 赤村. 2019年3月17日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩石山」の関連用語

岩石山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩石山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩石山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS