ぶざま岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 20:30 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ぶざま岳 | |
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標高 | 322 m |
所在地 | ![]() 沖縄県石垣市 |
位置 | 北緯24度25分38.4秒 東経124度8分29.3秒 / 北緯24.427333度 東経124.141472度座標: 北緯24度25分38.4秒 東経124度8分29.3秒 / 北緯24.427333度 東経124.141472度 |
山系 | 於茂登山系 |
種類 | 岩石山 |
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ぶざま岳(ぶざまだけ)は、沖縄県石垣市にある標高322mの山である。
概要
於茂登山系の西端に位置し、地質的には花崗岩とその風化土壌からなる[1]。この山から南東に流れる白水川は豊富な水量を有し、名蔵アンパルに流れ込む名蔵川の水源となっている。白水川の流域一帯には、ケナガエサカキやスダジイの群落が形成されている[2]。
地元では、ブザーマダキ、又は、プサーマダキと呼ぶ。「ブザーマ」は方言で「尾」を意味し、於茂登山系の西端に位置することから名づけられたとされる[1]。
この山の中腹にはテラス状になった巨石があり、川平湾を一望することができる。この場所は「川平湾絶景テラス」と名づけられて、石垣市の「島人ぬ宝さがしプロジェクト」で新名所のひとつに選定されている[3][4][5][6]。
ぶざま岳には登山道が整備されていないにもかかわらず、「川平湾絶景テラス」が知られるようになったこと等から登山者が増加しており、それに伴い、近年、遭難が多発している。2021年には8月までに3件4人の遭難が発生しており、同年9月には注意喚起の看板が設置されている[7][8]。
脚注
- ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店、p.611
- ^ “西表石垣国立公園 公園計画書 (PDF)”. 環境省 (2016年4月15日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ “川平湾絶景テラス、ミーバイ岩… 石垣の新名所、24ヵ所選出”. 琉球新報. (2017年1月16日). オリジナルの2017年1月17日時点におけるアーカイブ。
- ^ “島人ぬ宝さがし 新たな島のスポット24カ所発表”. 八重山毎日新聞. (2016年12月10日). オリジナルの2016年12月11日時点におけるアーカイブ。
- ^ “島人ぬ宝さがしプロジェクト”. 石垣市. 2019年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月11日閲覧。
- ^ “川平湾絶景テラス”. 令和元年度スポーツツーリズム戦略推進事業. 沖縄県 文化観光スポーツ部 スポーツ振興課. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月3日閲覧。
- ^ “石垣市 相次ぐ遭難に注意喚起”. 八重山毎日新聞. (2021年8月13日). オリジナルの2021年8月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ぶざま岳に看板設置 遭難多発で注意喚起”. 八重山毎日新聞. (2021年9月2日). オリジナルの2021年9月2日時点におけるアーカイブ。
外部リンク
- ぶざま岳のページへのリンク