岩堀長慶とは? わかりやすく解説

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岩堀長慶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 14:32 UTC 版)

岩堀 長慶(いわほり ながよし、1926年10月22日[1] - 2011年5月29日[2])は、日本の数学者東京大学名誉教授。専門は表現論ヘッケ環(Iwahori-Hecke algebra)、局所体上の簡約代数群岩堀部分群英語版 (Iwahori subgroup) に名を残す[2]

旧制東京都立第一中学校、旧制第一高等学校を経て、東京大学理学部数学科卒業[2]。1961年東京大学理学博士[3]。1964年、東京大学教授[2]。1986年、東京大学教授を定年退官[2]上智大学教授[2]。2007年、瑞宝中綬章[2]

著書・訳書

  • 『ベクトル解析 - 力学の理解のために』
  • 『2次行列の世界』
  • 『LIE群論 1・2』
  • 『線形代数学』
  • 『微分積分学』
  • 『初学者のための合同変換群の話 〜幾何学の形での群論演習〜』
  • 『線型不等式とその応用 - 線型計画法と行列ゲーム』
  • 『対称群と一般線型群の表現論 - 既約指標・Young図形とテンソル空間の分解』
  • 『有限群の線形表現』(J.P.セールの著書の横沼健雄との共訳)
  • 『微分形式の理論』(H.フランダースの著書の訳)

脚注

  1. ^ 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.84
  2. ^ a b c d e f g 岩堀長慶先生のご逝去を悼む/人事異動報告/東京大学大学院理学系研究科・博士学位取得者一覧/理学部オープンキャンパス2011のお知らせ/あとがき」『東京大学理学系研究科・理学部ニュース』第43巻第2号、東京大学大学院理学系研究科・理学部、2018年3月、18-19頁。 
  3. ^ 岩堀長慶『リー環の実既約表現について』 東京大学〈理学博士 報告番号不明〉、1961年。NAID 500000325768 

関連項目

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